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2012-11-28 14:11 | カテゴリ:ケータイの未来
今日の気になる情報は...コレ!!

 11月22、23日の2日間にわたり、東京ミッドタウンにおいて、慶應義塾大学SFC研究所による研究プロジェクトを紹介するイベント「SFC Open Research Forum 2012」が開催された。

 17回目となる今年のテーマは「知のbazaar(バザー)」。150以上のワークショップや展示、デモンストレーションなどが行われ、学生を中心に多くの来場者でにぎわっていた。

■ケータイ未来コンテスト

 中でも注目したのが、慶應義塾大学SFC研究所主催による「第3回 ケータイ未来コンテスト」だ。これは、スマートフォンを使って未来の情報社会を明るく、楽しく、易しくする作品やアイデアを公募し、その中から最優秀賞、審査委員特別賞を決めるというもの。

 ネーミング部門、先端作品部門、未来創造部門の3部門があり、公募対象は全国の小学生から大学院生まで。23日に、同会場にて第一次審査を通過した作品の作者によるプレゼンテーションと、最終審査および表彰式が行われた。
 
・ネーミング部門
 未来の賢いデバイスを総称するネーミング部門には、最終審査に10作品がノミネートされた(画面3と4)。スマートフォンをスマホと呼ぶように、短い名前の方が耳になじむのか、10作品中6作品が3ないし4文字の名前だった。

 アイデアの背景はそれぞれにユニークだが、最優秀作品には「アイム【愛夢 i-m】」(星野祐仁佳さん・慶應義塾幼稚舎)、審査員特別賞に「スマロボ」(さこ雅貴さん・慶應義塾幼稚舎)が選ばれた。
 
・先端作品部門
 近い将来、あるいは10年、20年後に必要なアプリケーションは何か。 この部門ではアプリケーションを実際に制作し、そのアイデアをポスターで表現する。

 最終審査に進んだのは2作品。より確率の高い天気予測ができるというアプリ「Weather Market−予測市場を活用した近未来の天気予報−」(川村真哉さん・慶應義塾大学 政策・メディア研究科)が最優秀作品を受賞。

 拡張現実とメガネ、手袋を組み合わせ、誰もが容易に使える世界観を提示した「誰でも持てる仮想世界を」(笹本健斗さん・國學院久我山高等学校)が審査員特別賞を受賞した。

・未来創造部門
  現在の技術では実現不可能なものも含め、自分の描く未来のビジョンをポスターで表現した未来創造部門。最終審査には10作品が残り、いずれも柔軟な発想でユニークな名作品ばかりだった。

 特に興味深かったのは、小学生の作品が多いこと。しかも、携帯性やバッテリーの問題など、現在の問題点を正確にとらえた上での未来ビジョンに驚かされた。

 その中から、最優秀作品には「だれとでもケータイ」(細田恵理さん・青南小学校)が選ばれた。クラウド上にある膨大なデータをスーパーコンピューターが解析し、誰とでも(歴史上の人物や生きていないモノも含む)会話ができる、という作品だ。

 審査員特別賞は「七変化ケイタイ」(坂本乃亮さん・慶應義塾幼稚舎)。こちらは、折りたたんだり、丸めたりできるケータイだ。ボタンを押せばケータイの形になる。
 
 受賞にはいたらなかったものの、その他にも空気中から電源を確保する「自動充電スマホ」、ボタンを押すと傘になり人工衛星と通信して宇宙の風景を傘に表示する「プラネタリウム傘電話」、香りのメールが届く「麗しケータイ」など、よく考えられたものばかりだ。

 一般来場者の投票も併せて行われたのだが、その中で最も票を集めていたのは「ぶつからないスマホ」。これは、歩きながらスマホを操作している人の前に障害物が近づくと、自動的に画面を消すスマホだ。スマホの普及でこれまで以上に画面を見ながら歩く人を目にするようになったが、それへの警鐘とも取れる。

実用的なプロジェクト

 展示、デモンストレーションの中にも、興味をひかれる研究プロジェクトは数多くあった。その中から、モバイルに関連する研究をいくつか紹介する。

 まずは、AndroidスマートフォンのNFC(近距離無線通信)とセンサーなどを利用し、遠隔地からさまざまな操作を実現するというものだ。

 デモンストレーションでは、NFCを使って通信を開始し、スマートフォンを回転させることで遠く離れたキャンパス内の研究室のドア鍵を回して開ける、といったことを見せてくれた。その他、パソコン上のウェブ閲覧ソフトで表示しているウェブページをスマートフォンに遠隔コピーするなど、とても興味深かった。

 もう一つは、ソーシャルメディア(デモではツイッター)を使い、リアルタイムの位置情報をいかに効率よく集め、それを可視化するかという研究だ。

 位置情報付きツイート(ツイッターのつぶやき)から、その場所に関係のないノイズ情報を除去し、その場所や時間に特定した情報のみを抽出する、というものだ。一例だが、気象情報の生の速報を得る、といった使い方ができるようになる。
 
 最後に、ライフログの基盤作りの研究だ。スマートフォンアプリを利用し、日々のイベント、たとえば運動状態、身体情報、睡眠状態などを取得し、これらライフログをクラウドで管理する。

 そうして収集した情報から、人々の生活をサポートするライフログプラットフォームを構築するのが目標だ。すでに生活イベント情報を収集するアプリは作成済みで、今後はその先の基盤作りに着手するそうだ。
 
 ここではすべてを紹介しきれないが、ネットワーク上のトラフィック(データの混み具合)の可視化、あるいはギターの音色などに変換して音でネットワークの状況を知るものなどもあり、これらは外部からの攻撃(トラフィックの増大)の状態を知るのに役立つ。

 今回はモバイル関連に絞ったが、実は不死身の生物「クマムシ」の研究や新発想のメモ帳など、学生たちからたくさんの興味深い話を聞くことができた。

 毎年開催されるイベントなので、興味ある方はぜひ注目しておいて欲しい。(テクニカルライター・小野 均)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121128-00000301-yomonline-sci
※この記事の著作権は配信元に帰属します。

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